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  • 執筆者の写真袰岩奈々

物事の「受け取り」の癖

更新日:2021年9月12日


うつ的になる場合、物事を受け取るときに「自分攻撃」的に受け取る癖がないかどうか、見てみると役に立つ。


「自分攻撃」「自分批判」はあまりにもナチュラルにやっているので、それに気づくことが意外と難しい。例えば、電車に乗り遅れたときに「あー、私には運が無い」と思ったり、「グズグズしていたからだ、なんてダメな私」と自動的に思っていたとしたら、自分攻撃癖かも、と思ってみてもいい。その電車は無茶苦茶混んでて、乗らなくて正解だったかもしれないし、グズグズしていたのではなく、大事な確認のために時間が必要だったという可能性だってある。


自分攻撃癖はいろんなところでちょくちょく発動し、心を疲弊させる。「自分てダメ」という結論に向けて、いろんな証拠を集めて回っているかのごとくなのだ。


そこから抜け出すためには、まず、どこで「自分攻撃」が発動されているかに気づく必要がある。気づくだけで、まずは十分。自分攻撃をしていることを、「そんなことしちゃダメだ」ともう一度、ダメ出しすると、同じ無限ループにハマってしまうので、そこがトリッキー。「ああ、こんなところでも自分を攻撃しているのねぇ」ぐらいでとどめておく。


そして、もし、気づいたらそれを止める、という方法を試す。「あ、攻撃してた、やめよう」ぐらいな感じ。

攻撃に気づいたら取る行動、を見つけておいてもいい。例えば、ちょっとストレッチするとか、コーヒーを飲むとか、お気に入りの音楽をかけるとか。その考えから離れる、ぐらいな感じで、「止めなくちゃ」って思い過ぎないようにして。


ここまでを1週間ぐらい試してみると、なんとなく「自分攻撃」の癖に気づきやすくなる。まずは気づくこと。そうしたら、変わりやすくなるので。

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